後悔しないペーパーアイテム手配
招待状、席次表、席札、メニュー表、、
結婚式で必要になる
ペーパーアイテムはたくさんあります
もちろん会場で手配してもらってもいいけど
高いイメージがあるし、、、
実際みんなどうやって作ってるんだろう
なかなか教えてもらえませんよね
今回は、ペーパーアイテムを
手配する方法とその注意点
について紹介していきます
ペーパーアイテムを手配する方法としては
主に3つあります
・会場手配
・外注手配
・手作り
上記の3つです
それぞれにいいところ、悪いところと
もちろんあります
【会場手配】
メリット
・素材やセットがしっかりしている
・選んで頼むだけなので楽
・会場の装飾と合わせて統一感を出せる
デメリット
・ものによっては高いものもある
・気にいるデザインがない場合もある
仕事が忙しい方や面倒くさがりな方
トータルコーディネートをしたい方
しっかりした素材で作りたい方
などは会場手配がおすすめです
封筒や本状、返信ハガキ、付箋以外にも
シールや会場地図、コロナの対策案内などが
セットになっていることが多いので
クオリティにこだわりたい方にもおすすめです
【外注手配】
メリット
・好きなデザインを選べる
・費用が抑えやすい
デメリット
・自分で探さなければいけない
・組み立てをしなければならないものもある
・印刷擦れや折れ、薄い素材などクオリティに
ムラがあることがある
・他人とかぶりやすい
・締切が早いことが多い
私がお手伝いをしたお客様は
外注をされる方もたくさんいらっしゃいました
素敵なデザインがたくさんあり
かつ費用が抑えやすいので
選ばれる方も多いですが
中には印刷の文字がぼやけて見えにくかったり
薄い素材のため安っぽく見えてしまったり
ということもあります
事前にサンプルをもらい、
クオリティを確認しておくといいでしょう
【手作り】
メリット
・好きなデザインにできる
・費用が抑えやすい
デメリット
・手間と時間がかかる
・ミスを繰り返すと素材代がかさむ
自分でなにかを作ることが好きな人や
オリジナリティを出したい方
費用を抑えたい方にはおすすめですが
手作りの場合も
プランナーさんに添削してもらえるのか
持ち込み料はかからないのか
事前に確認しておきましょう
以上ペーパーアイテム手配の3つの方法を
ご紹介しました
それぞれのメリット、デメリットを
踏まえた上で
どのような手配方法にするか
検討していきましょう
映像の種類
「結婚式って何の映像流せばいいんですか?」
ウェディングプランナーをしていた時
よく聞かれた質問です
今回は、映像の種類
についてご紹介していきます
まず主な流す映像としては
・オープニングムービー
・エンドロールムービー
の3つがあります
「全部作らなければいけないですか?」
と質問されることもありましたが、
まったくそんなことはないのでご安心ください
【オープニングムービー】
オープニングムービーは、
披露宴で新郎新婦の入場前に流す
1〜2分程度のムービーです
来てくださったゲストへのお礼や
楽しんでほしいという気持ち、
まもなく開演ということを
伝える内容が多いです
オープニングムービーがなかったとしても、
司会者さんのコメントで
入場は盛り上がるので安心してください
生い立ちムービーとも呼ばれるものです
従来はプロフィール紹介といって、
司会者からふたりの紹介を読み上げる
時間をとることが一般的でした
最近はそのプロフィール紹介の代わりに
このプロフィールムービーを流す方が多いです
内容としては3部構成になることがほとんどで
・新郎の生い立ち
・新婦の生い立ち
・2人の出逢いから今
これを押さえておけば間違いありません
長すぎてもゲストが飽きてしまったり
食事が進まなかったりするので
3〜6分程度でできるといいでしょう
流すタイミングとしては
新郎新婦がお色直しをする場合、
お色直し中の新郎新婦不在の時間で
流すことが多いです
ムービーがないとゲストが暇なのではないか
と心配される方もいらっしゃいますが
久々に会うゲスト同士で会話を楽しんだり
食事を楽しむ時間でもあるのでご安心ください
【エンドロールムービー】
披露宴の結びに流す映像です
元から作っておく
映画のエンドロールのような
ものもあれば
最近は当日の様子を撮影し
その場で編集して流すという
撮って出しのムービーもあります
撮って出しエンドロールムービーの
注意点としては
「披露宴のどこまで撮影ができるのか」です
会場やムービーの種類によっては
披露宴の序盤までしか撮ることができない
ものもあります
見学や打ち合わせの際に確認しておくと
後から後悔しないと思います
以上、主な流す映像について
ご紹介しました
披露宴の進行やゲスト層にも目を向けながら
何を流すか検討していきましょう
いい日柄って?
「結婚式や入籍日は日柄がいい日がいい」
なんとなくそんなイメージはありませんか?
でも
「実際いい日柄ってなんだろう?」
「仏滅は悪い日なんだよね?」
わたしがウェディングプランナーをする中で
どんな日柄があるのか
詳しく知っている方は多くありませんでした
式の日取りや入籍日を決めるにあたって
新郎新婦2人は気にしなくても
もしかしたら親御様が
きにされるかもしれませんので
今回は日柄、
について説明していきます
まず六曜とは中国から伝来した暦です
6つの日があり、
それぞれにやってはいけないこと
があります
【大安】
読み方:たいあん
大安は聞いたことがある方も多いと思いますが
やってはいけないことが何もない日です
凶の時間帯がないため
婚礼には好んで選ぶ方が多いですが
「大いに安し」という意味を直訳すると
「何も害がない日」ですので
おみくじでいうと小吉くらいのイメージです
ただ、やはり婚礼には向いている日柄で
人気のため、大安限定で式場を探す方は
早めに動き出すといいでしょう
【友引】
読み方:ともびき、ゆういん
友引は「友人を引き込む」
という意味があるため
婚礼には吉、葬儀にはふさわしくない日です
朝・夕は吉、昼のみ凶の日柄です
【先勝】
読み方:さきがち、さきかち、
せんしょう、せんかち
先勝はなるべく先回りして行動するとよい
とされる日です
午前中が吉、午後が凶の日柄です
【先負】
読み方:さきまけ、せんぶ、せんぷ、
せんふ、せんまけ
先勝が、午前中が吉、午後が凶のため
その逆であるイメージが強いですが
先負は平常を装って吉とされており
午前中が凶、午後が小吉です
なにも起こらないよう無難に過ごすのが
良しとされる日です
【赤口】
読み方:しゃっこう、じゃっこう、しゃっく
じゃっく、せきぐち
赤口はすべてが消滅する日とも言われており
とても怖い日ですが、
正午のみは吉という日柄です
【仏滅】
読み方:ぶつめつ
ものが終わる日とされるため
婚礼には向いていませんが
悪縁を切りたいときなどには吉とされる日です
あくまでもこれは古くから伝わる
ひとつの考え方なので
参考にすることはいいと思いますが
捉われすぎるとなかなか
式の日取りが決められない可能性もあります
赤口や仏滅でも、
他の占いでは最高の日、
という場合もありますので
知識として持っておきながら、
日取り決めの参考にしてみてください
あなたの入籍日はいつ?
入籍日
それは両家が、また2人が
同じ道を歩んでいく節目の日です
ですが、
入籍日っていつにしたらいいのか
みんなどうやって決めているのか
気になりますよね
今回は入籍日の決め方5選
をご紹介します
【記念日】
・2人が出逢った日
・付き合った日
・プロポーズされた日
・どちらかの誕生日
など、馴染みのある日付を
入籍日にすると覚えやすいです
【結婚式当日】
午前中の式であれば午後に
午後の式であれば午前に
役所に提出しに行く方もいます
同じ日であれば
「結婚記念日」に深みがでますね
ただ、
結婚式はとてもエネルギーを使うので
式後であれば疲れて役所に行けなかった
ということにならないようにすること
また、役所の時間に間に合わなかった
とならないよう退館時間の目安を
しっかり確認しておくこと
上記の2点に注意しておきましょう
【日柄】
結婚やお祝い事に良しとされる
縁起の良い日にされる方は多いです
よく聞く大安や仏滅というのは
建(たつ)や満(みつ)という
昭和初期まで重要視されていた暦は
十二直(中段)と呼ばれます
そのほかに二十八宿や
吉日である一粒万倍日や天赦日
を希望される方もいます
ご年齢や地域によって
なにを重要視するかは異なるようですが
最近は日柄が良くない方が安い会場や
仏滅の次は大安だから
これからあがっていくしかない
という理由であまりいい日柄に
こだわらない方も増えています
【語呂合わせ】
野球が好きなら8月9日
いい夫婦になれる11月22日
クイズが好きなら9月12日
名前がなみさんなら7月3日
2人の中で覚えやすい
語呂合わせにする方もいらっしゃいます
記念日を覚えにくい男性も
これなら覚えていてくれるかもしれません
【イベントの日】
クリスマスやバレンタインなど
イベントの日に合わせて入籍される方もいます
季節感も出ますし覚えやすく
一緒にお祝いできるのが素敵ですね
以上、入籍日の決め方5選
をご紹介しました
これからずっと付き合っていく
大切な入籍日
少しこだわってみてもいいかもしれません
駅近の会場は不便?
結婚式場を選ぶ際に
重要視するポイントはたくさんありますが
会場見学をご案内しているとき
それぞれの会場の
どんなところがいいと思ったのかを伺うと
「アクセスです」
と答えるお客様は
とても多くいらっしゃいました
アクセスがいい、来やすい会場は
ゲストへのおもてなしのひとつでもありますし
打合せも行きやすいところがいいですよね
主要都市の駅近は便利
遠いところは不便
そう考えるのが当たり前だと思います
ただ、わたしがプランナーをする中で
必ずしもそうではないことを感じました
今回はアクセス面で
どういった会場が本当に喜ばれるのか
一緒に考えてみてください
「駅近」
それは無条件で「アクセスがいい」
と思える魔法の言葉です
「遠方から来るゲストが多いから
新幹線が通っている駅がいい」
と考える方も多いです
でも、本当にそうでしょうか?
大きな駅にはたくさんの出口があります
遠方のゲストは
出口をちゃんと知っていますか?
「主要駅から徒歩10分」
それって本当に
ヒールで歩く女性ゲストにとって近いですか?
少し駅から離れた会場は
タクシーチケットを
用意してくれることが多いです
もしかすると、駅からタクシーで行けて
すぐ隣に着ける会場のほうが、
「アクセスがいい」のかもしれません
ただ注意点として
駅から離れすぎている会場や
あまり公共交通機関の便がよくない会場では
送迎バスが着くことが多いです
そうした会場は
送迎があることは大きなメリットですが
時間が決まっていて自由にゲストが来られない
というデメリットもあります
駅近の会場であれば
ゲストは自由に来ることができ
二次会の会場や式後に飲みに行けるお店が
たくさんあります
それぞれに良いところ、
気になるところとありますので
自分たちの大切なゲストを考えた時に
どこが本当に便利なのか
考えてみてください
ドレスのスタイル
ウェディングドレスは女性の憧れ
でも
どんなドレスが自分に合うのか
どんな種類のドレスがあるのか
知らないままドレスを決めてしまうと
後悔に繋がってしまいます
後悔しないよう
ウェディングドレスの種類
について紹介いたします
まず知っておかなければならないのは
ドレスには3つのデザインがあります
・シルエットデザイン(ライン)
・デコルテ・ネックライン
・スリーブ(袖)
の3つです
今回はそのうちの
シルエットデザインに関してです
シルエットデザインを選ぶ際には
・自分をどんなイメージで見せたいか
・体型でカバーしたい、
強調したいところはどこか
・当日の進行に支障がないか
といったポイントに注意しましょう
では、シルエットデザインは
どのようなものがあるのでしょうか
【Aライン】
上半身はすっきりしており
ウエストから裾にかけて広がっていく
デザインです
アルファベットのAに似ていることから
こう呼ばれています
ウエスト位置が高いので
スタイルが良くみえることが特徴です
【プリンセスライン】
物語のプリンセスが着ていそうな
ウエストから裾にかけて
膨らんだデザインです
下半身のシルエットが隠せることや
ウエストが細く見えることが特徴です
日本人の体型に合うデザインとも言われ
人気のデザインです
【マーメイドライン】
膝のあたりまではぴったりとして
裾はマーメイド(人魚)の尾ひれのように
広がっているデザインです
背が高い方やスタイルが良い方は
強調することができ
大人っぽさやセクシーさを
出すことができるデザインです
【スレンダーライン】
身体のラインが強調される
シンプルでスレンダーなデザインです
広がりがないので
動きのある進行や
コンパクトな会場でも小回りがききます
【エンパイアライン】
胸下からの切替のデザインです
体型カバーが得意なので
お腹周りや下半身が気になる方
マタニティの方でも
安心して着られます
【ミニドレス】
スカート部分が膝上や膝下くらいの
長さのデザインです
かわいらしく若々しいイメージになります
動きやすいので、
カジュアルなガーデンウェディングなどに
向いています
【ベルライン】
スカートがベル(鐘)のように
丸みを帯びて広がっているデザインです
ロマンチックで上品なイメージになり
ウエスト位置が高いものだと
スタイルアップも望めます
以上、主なドレスラインを紹介しました
それぞれ特徴や長所があるので
それを理解したうえで
どのような種類が自分にあうのか
検討していきましょう
お色直しって何回?
「みなさんお色直しって
何回されるんですか?」
プランナーをしていたとき
多くの花嫁様から
いただいたご質問です
自分はこういう衣装を着たいから
何回お色直しをする、と
最初から決まっている方は少ないです
実は、「ドレス」と検索すると
続いて「何着」とでてきます
多くの方が何着着るのか
疑問に思っているからですね
今回は
お色直しの回数について
ご紹介していきます
まずお色直しをしたかしていないか
「した」方は72.3%
雰囲気をガラッと変えて
ゲストに楽しんでもらうため
また、着たい衣装を着るため
お色直しをする方は多いです。
会食スタイルや、費用を抑えたい方、
ゲストとの時間を長くとりたい方などは
お色直しをしない選択もあります
では、お色直しは何回位するものでしょうか
全体の約8割の方が
お色直し一回です
ウェディングドレスから
カラードレスに変わることが多いですが
和装や、
異なるウェディングドレスに変える方もいます
全体の1.5割はお色直し2回です
従来は2回や3回も珍しくありませんでしたが
最近はゲストとの時間をたくさんとりたい方が
多い傾向です
「自分の着たい衣装を後悔なく着たい」
「雰囲気のちがう写真を残したい」
「ゲストとの時間をたくさんとりたい」
「費用を抑えたい」
結婚式に対する想いは人それぞれです
衣装を決める際には
自分がしたい結婚式にしっかりと向き合い
何着着るのかを検討していきましょう